キャンディ・キャンディとオバQが懐かしい。

今、子供の頃見た「キャンディ・キャンディ」や「オバケのQ太郎」は読むことも見ることもできない。
そういう作品は無かった物となっているのである。
「エッ?まさか。こんな名作がそんなわけないでしょ。」と思われる方が多いかもしれない。
安藤健二・著「封印作品の闇」という本を読むまでは私もその一人だった。
DVDもなければコミックも売ってないとなれば無い物ねだりなのか無性に見たくなってしまった。
何でも頼りになるドラえもんよりも、ドジっぷりが冴えてたオバQの方が今は、うけるような気がするんだけどなぁ~。
何故、封印されているのかはネタばらしになるので著書を読んで頂きたいのですが簡単に言えば大人の世界で起きる権利に関するお金の奪い合いと言ったところですかね。
それにしても著者の安藤健二さんの取材力はすごいですね。
一端、食いついたら離さないスッポンの様です。
読んでいるうちにぐいぐい引き込まれていって推理小説を読んでいる様でした。
封印作品シリーズはもう一つ「封印作品の謎」があるんですがこちらの方は特撮物をメインに書かれています。
何故封印されているかある程度、答えが見えていたのであんまり驚きはなかったですね。
私のお勧めは「封印作品の闇」の方です。

ちなみに韓流ブームの火付けドラマ「冬のソナタ」はキャンディ・キャンディのストーリーを参考にして書かれたそうです。
一人の女性を二人の男性が奪い合うとか、なるほど似ている部分が多いですね。