マッカーサーの「五十年殺し」
今日は終戦記念日。
しかし今年の終戦記念日は今までとは違う意味合いを持っている。
それは終戦後、マッカーサーが仕掛けた時限爆弾が福島の原発で爆発したという悪夢の年だからです。
勿論、物理的な爆弾を仕掛けたわけではありません。
終戦後、マッカーサーは日本を構成する財閥や元老院・元勲、天皇の宮家などを解体、廃止し国力を明治時代までステップバックさせた。
2度と白人国家に牙を向けないようにあらゆる方策をとったのである。
しかし何故か官僚組織だけは温存された。
そこには長期的視野に立った日本潰しの戦略があったのである。
アメリカで役人というのは最も侮蔑される職業の一つとされている。
役人は社会や経済に寄生しダメージを与える。
そのため役所職員の給料は最低賃金で働かされている。
「それしか勤め口がない連中」という共通認識があるのだ。
そんな国から来たマッカーサーは日本で官僚を温存しておけば、いずれ官僚は日本に寄生し国を駄目にするだろうと長期的視野に立って「官僚」と言う名の時限爆弾を仕掛けたのである。
そしてマッカーサーの願いは達成された。
経済産業省の官僚がこの原発の防波堤では巨大津波は防げないだろうと認識してまともに仕事をしていれば防げた事故である。
今、無能官僚組織のおかげでどれほどの人が苦しんでいるか…。
みんな「官僚は優秀」という言葉を信じてきた。
たまに悪いことをするのはその優秀な頭脳を悪いことに使うからいけないのであって良いことに使えば日本は良くなる。
そう思ってきた人も多いかもしれないが残念ながら「官僚」とは無能・馬鹿・犯罪者集団という認識に改めない限り日本は絶対良くならない。
今の日本があるのは民間が優秀だからであって官僚がいなければもっともっと良い国になっていたはずなのである。
電気工学者の八木秀次教授が発明した指向性超短波アンテナ「八木アンテナ」(レーダーの原理)、日本ビクターの高柳健次郎が世界で初めてブラウン管型テレビ、TDKの武井武と加藤与五郎が発明したステルスのベースになるフェライトというセラミック磁石、東北大学の西澤潤一総長の光ファイバー、ビジコン社の嶋正利が発明したマイクロプロセッサー技術、これらすべてが官僚に理解されずにすべて外国にもってかれた。
日本国家の損害は計り知れない。
今の日本国家を形成している理念はおそらく「和」なのかもしれない。
しかしその「和」は、お金を中心に据えた「和」なのではないか?
明治維新以前は武士が日本を仕切っていた。
武士は質素、倹約、いざとなれば住民のために命を掛ける。
それが明治維新以降、なんの精神修行もされていない官僚が日本を仕切り始めた。
日本国家の理念である「和」は、自分達が生き残るためだけの小さくいびつな「和」となってしまった。
終戦直後、いの一番に本国へ逃げ帰ったのは官僚であり民間人は二の次だった。
武士にあるまじき行為である。
もうそろそろ「和」という言葉をやめ「義」という言葉へ置き換えるべきである。
「和」の中心に「義」があるそう思っても良いかもしれない。
実はみなさんに是非、読んで欲しい本があります。
「官僚は犯罪者」は世界の常識(高山正之・著)という本です。
今年読んだ本の中では飛び抜けて面白い本です。
まず、タイトルからしてぶっ飛んでるでしょ。
高山正之氏の餌食になっているのは官僚・公務員・マスコミ・NHK・ご用学者などです。
実名出して大丈夫なのかなと氏の身の危険さえ案じてしまいます。
今日のブログのタイトルや内容もこの本の中から参考に書かせて貰いました。
一家に一冊、購入して熟読すること。
そうすれば「官僚は優秀」というプロパガンダを払拭できるはずです。