尿管結石の顛末

  • プロローグ
  • 仕事終わりにトイレに行くとコーラ色のオシッコが出てきた。
    すぐに血尿だと分かった。
    次の日も血尿が発生。嫌な予感がし始める。

  • 7日後
  • 夕食時に右下腹部が異常な痛みを感じ始める。
    時間を増す都度に襲われる激痛に市民病院へ電話するも担当医が不在とのことで野田の病院へ行くように指示される。
    家族の運転で野田の病院へ行くも痛み止めの注射と錠剤を貰うだけ。
    しかも痛み止めが全く効かない。
    帰宅しても痛みは引かず吐き気もしてくる。唯々、激痛に悶絶するのみ。
    3時間くらいしてやっと痛みが引いてくる。
    地獄から生還。

  • 次の日
  • 朝一で泌尿器科へ行ってみる。尿管結石との診断。
    しかしレントゲンには写らず。血尿有り、エコー検査で腎臓が少し腫れているとのこと。
    腎臓や尿管にたまった石を排泄を促す作用のあるウロカルン錠と座薬のボルタレンサポを処方して貰う。

  • 次の日
  • また激痛発生。座薬を速攻ぶち込む。30分くらいで痛みはなくなったが何時、襲ってくるか分からない恐怖に精神的ダメージが大きく仕事は休む。

  • 次の日
  • 仕事中にも関わらず激痛発生。
    もちろん座薬の出番。
    しかし効き始めるまで15分くらい掛かり仕事にならない。

  • 次の日
  • 1日中、痛みはなかったが残尿感が出始める。

  • 3日後
  • ずっと痛みはないが残尿感がMAX状態。

  • 次の日
  • 残尿感が急になくなる。

  • 次の日
  • 泌尿器科で再検診。血尿無し。腎臓も正常化。
    石は知らぬ間に流れてしまったのではないかとの事。
    しかし腎臓には石予備軍らしきものが有るらしい。
    今度は予防のための血液検査の予定。

  • エピローグ
  • 実は20代の頃に尿管結石を患っていたので血尿がでた時点でいやな予感はしていた。
    その当時は爆破処理して速攻で完治したが今回は入院するような暇も無かったので自然排出を待つことにした。
    石と言っても道ばたにあるような石の形ではなく結晶化されたギザギザ状態の物が多くクリプトン星にはありそうな物質だ。
    それが尿管の中を引っかかりながら落ちてくる。
    この世の物とも思えない痛さもさることながら何時襲ってくるか分からない恐怖で精神的にも参ってしまう。
    時間も予算もある人はさっさと爆破処理が効率的かもしれないです。