松尾潔のメロウな日々

2014/06/09 · by gelgoog · in BLACK MUSIC, 最近、読んだ本

140609

U.S.ブラック・ディスク・ガイドの初版が発売されたのが90年代初頭。
この本が今まで私にとってのR&Bバイブルと言ってもよいものでした。

残念ながら90年代は私の好きなミュージシャンが事実上の解散、活動停止、メジャーからインディーズへ転落と散々な年代でR&Bには熱くなれませんでした。
その90年代に華々しい活動をされていた松尾潔さんが初の音楽著書を出版。
私にとっての音楽斜陽時代に新しい目線で90年代を語っており大変参考にさせて頂きました。
松尾さんは私と同じ世代なので70年代後半から80年代のR&B黎明期が好きな方にも愛読できる内容となっています。
なんせ初っぱなに取り上げるのがLuther VandrossのNever Too Muchですからね。