アンデルセン童話~阿久根編

裸の王様に「あなた裸ですよ」と言って何が悪い。
みんな思っていた。
でも言ったとしても信用してもらえないだろう。
王様が憤慨して牢屋に入れられるだろう。
そんなビビリが市民の口にチャックをしていた。
そんな中、1人の男が立ち上がった。
竹原信一という男。
王様に向かって「あなた裸ですよ。」と言ってのけた。
賛同した市民は拍手を送った。
だが裸の王様はまだ裸とは思っていない。
今では竹原信一という男を狂人扱いにして牢屋に閉じこめようとしている。
解放させるには紙に「竹原信一」と書いて投票箱に入れるだけでいい。
ちっぽけな勇気それだけ・・
それだけで、もしかしたら国も変えられるかもしれない。
はたして市民はそれをどれだけ自覚しているだろうか?
勝利者は王様ではなく市民でなければならない。