地デジの裏・ギモンを答える本
テレビを見ているとやけに地デジ地デジとせからしい。
2011年(平成23年)7月24日にアナログ放送が終了するからなのだが。
我が家は超・ド田舎なので当然、共同アンテナだ。
今年の7月からやっと地デジが見られるようになったが理解できない部分が多い。
まずB-CASカードなるカードを差していないと映像は出ない。
HDDレコーダーではダビング10なるコピー制限がかけられている。こんな事はアメリカでもやっていない日本独自の仕様だ。
コピーして商品になるほどのクオリティーの高い番組が有るとも思えないが・・。
ソニーのXMB(クロスメディアバー)でチャンネル一覧を見ると一目瞭然なのだが、全く同じ電波を複数のチャンネルで発信している。たとえば、ここ鹿児島の阿久根の共同アンテナではNHK総合は31CH、32CHで鹿児島テレビは81CH、82CHで全く同じ放送をしている。BS放送はもっとひどく、たとえばBS朝日は151CH、152CH、153CH、3チャンネルどれを見ても同じ放送をしている。一つの放送局は1チャンネルで放送するべきだろう。なぜこんなにチャンネルを占有しているのか?疑問に思った方は私だけではあるまい。ただ書店で購入した「電波利権」を読んで電波を巡る既得権益集団が視聴者を二の次にしてなりふり構わぬ力を行使していることが分かった。
この本を読むことによって地デジの疑問が氷解することとなると思います。
デジタル化する事によって電波に乗せる情報量を効率化できるようになりました。
帯域を小さなセグメントに分け、ハイビジョン画質の放送とSD画質の放送(こちらはハイビジョンの三分の一の情報量で済むので各局3チャンネルずつ番組表が存在します)を使い分けています。
懸念されてるような無駄な仕組みではありませんのでご心配いりませんよ。