北朝鮮のミサイル発射で思うこと・・

4月5日に発射されたミサイル、テポドン2号に対する日本の対応は情けないというか何というか・・・誤報による蜘蛛の子を散らした様な大騒ぎっぷりのオマケ付きだ。
日本を狙って撃ったわけでもないのにそこまで大騒ぎする必要があるのか?
大山鳴動して鼠一匹、そんな感じだ。
去年の秋、強制的に退職させられた前航空幕僚長の田母神俊雄の著書、”自らの身は顧みず”によると2006年7月5日、日本海に向けて7発のミサイルを発射した際に政府部内で北朝鮮のミサイル基地を攻撃する話が持ち上がったそうである。
話によると今回のミサイル発射には金正日が見学していたそうであるがもしミサイル基地の攻撃が実現していたならばテポドン2号と金正日の命の2セットで始末できていたかもしれない。
金正日を殺せなかったとしても目の前でミサイルが爆破されるのを見れば小心者の将軍様は日本政府のちょっとした恫喝で拉致被害者を帰していたかもしれない。
ただ残念ながら今の自衛隊にはミサイル基地攻撃を成功させる能力はないそうである。
専守防衛の縛りがある限りそういった準備も議論もできない。
もういい加減に憲法第9条は撤廃すべきだ。
平和憲法なんて現実離れした理想などでもなく妄想でしかない。
今の日本には軍隊は存在しないことになっているが小学生が見ても自衛隊は軍隊だ。自衛隊で働いている方が不憫でならない。
前航空幕僚長の田母神俊雄はグローバルスタンダードな考えを論文にしただけでクーデターを起こしかねない危険人物として辞めさせられた。
しかし彼の著書を読めば、いかに国を憂う”憂国の士”だったかがうかがい知ることができる。
北朝鮮のミサイル発射のニュースを見ながら改めて彼の著書を読み返したしだいです。