阿久根市消防操法大会
消防操法大会・・それは消防団一年行事の中で最大、最強であり唯一の”でいり”である。
操法と聞いて血湧き肉躍る人は”消防バカ”であり心が沈む人は”一般常識人”とも言える。
私は、”一般常識人”ですよ。
操法選手ともなれば身も心もボロボロ、夕方練習するときは会社を早く切り上げないといけないので給料も下がる。
操法選手を4回経験して感じることは良い部分も沢山ある、消防の基本動作、器具の取り扱いなどを習得するには打って付けだ。
ただ上位を目指すあまり”消防バカ”になりそうな自分を感じて怖くなったことがある。
幸いにもうちの班には班長以下”消防バカ”が存在しない。だが2年前からの分団(名ばかり)再編で班ごとに集まってしまうと”消防バカ”の比重がぐっと多くなってしまう。
それが憂鬱の種になっている。
そもそも消防団員を実質、練習を含めると一ヶ月以上も拘束してしまう操法大会を毎年するべきなのか・・
”一般常識人”の頭の中には常にある。
経済的損失も甚大だ。(だだし飲み屋は繁盛する)
こんなことを言うと「たるんでいる」「気合いが足りない」などと精神論で一蹴されてしまうかもしれないが阿久根から若い人がいなくなるのは確かだ。
遅れましたが操法選手の方々お疲れ様でした。
精一杯、やれば順位は関係ないんです。
ゆっくいよくて下さい。